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光線の物質界面での
反射・屈折のベクトル表記
物質界面での光線の反射や、スネルの法則に基づく光線の屈折を、ベクトルで表記することは、光の伝搬を幾何学的に扱う際に、非常に有益となる。ここでは、その導出をしていく。
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物質界面での反射のベクトル表記
各方向ベクトルを以下のように定義する。


:入射光の方向ベクトル
:反射光の方向ベクトル
:反射面の法線ベクトル
これら全ての絶対値を1と定義する。
このとき、kを正の実数として、次のように表すことができる。

これを式変形して、
